選択した文章の本文です。

オンライン辞書,Dictionary


No.4
作文
2014-12-11
出身: 中国
居住: 神奈川県
20代 女性
ログイン名: メリー
タイトル:私の異文化
  中国と日本とは一衣帯水の友好隣国である。西洋に比べて、そんなに大きな違いはないと思っていたが、日本に来たあと、身の回りにいろいろな方面で見つかる違いに驚いた。
まず、電車はいつも時間どおりに来ることである。最初に来た頃、電車の乗り換えはまだ分からなかった。ある日、一人で出かけた時、乗り換えのアプリをダウンロードしたけれども、来るのは何行きか、とか、各駅停車かどうかは分からなくて心細かった。アプリで表示されている予定時間に来る電車を乗ってみようかと決めた。まさかその時点本当にある電車が来るなんて、しかも何回もの乗り換えは間違わなかった。中国ではたぶんこれはありえないことだろう。
買い物をする時、店員さんがいつも熱心で、笑顔で「いらっしゃいませ」と言って、お客さんを歓迎する。感心なところで、いくつかの袋を提げ持っているお客さんに、一部の店はもう一つ大きい袋を提供する。それなら、楽に袋を提げ持てる。これは私が中国では会ったことがないことである。中国では、客と店主とは常に対立の立場に立っているようである。店主はもっと利潤を追求して、客はもっと安い価格で商品を買いたがる。
食事をする時のマナーも違う。友たちや親戚をご馳走する時、中国人はいつも必要な量よりずっと多い料理を準備する。もし食べ切りそうになったら、またすぐに新しい料理を出す。最後、何か食べ切れなくて残るのはお客さんに接待は手抜かりがないと認められている。日本は全部食べ切るのは礼儀正しいと思うらしい。食材や料理人などへの感謝の気持ちが感じられる。食事前の「いただきます」と食事後の「ごちそうさま」もその気持ちを表すためだそうである。
文化はいいのか、悪いのか、そうではない。国と国、地域と地域、異なる自然資源に恵まれ、異なる歴史を経験し、その特有の文化を形成する。異文化を味わうことこそ、留学生活に彩りを添えるものであると思う。
 
【コメントを書く】