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オンライン辞書,Dictionary


No.46
作文
2014-12-16
出身: 韓国
居住: 日本
20代 女性
ログイン名: みかん
タイトル:食事の時の異文化体験
  私が最初に日本に来たのは2011年の10月です。東京に滞在し、2013年の夏に帰国しました。そして今年の10月、また日本に、この宮崎に来ました。約2年間の日本での生活で、ここの文化になじんで行き、母国の文化みたいに感じることもあります。それに日本は、私の母国である韓国と文化が似ていて、韓国人にとってはとてもなじみやすい所だと思います。でも似ているとしてもやはり違う所はあります。私はその中で、食事をする時の異文化について話したいと思います。
まず、日本人はカレーを食べる時に全部混ぜず、少しずつ混ぜながら食べます。でも韓国人は全部混ぜてから食べます。カレーを最初から混ぜると汚く見えると日本人の友達に言われました。そして以前、韓国料理屋でアルバイトをしている時、日本人のお客さんが来てビビンバを注文しました。ビビンバは混ぜて食べるものだと書いてあったにもかかわらず、混ぜずにそのまま食べました。日本人はご飯を食べる時、見た目も大事にするからだと思います。
そして、日本人はご飯や味噌汁を食べる時、食器を手に持って食べます。日本の食器の下には高台という足のような部分があって、それを支えて持つと熱い物を入れてもあまり熱くありません。しかし韓国では食器を手に持つと行儀が悪いと言われます。スプーンで飲むのが普通です。今の韓国の食器は高台がありますが、昔はなかったのでこのような文化になったと思われます。
最後に、日本に来てびっくりしたのは、ご飯に塩をかけて食べることです。ごまが入ったごま塩もかけたりします。そして塩結びと言って、ご飯に塩だけ入っているおにぎりもあります。いくらおかずがないとはいえ、ご飯に塩をかけるとは。最初に見た時は本当にびっくりしました。でも今は私も食堂に行ってごま塩が置いてあれば、たまにごま塩をかけて食べたりします。2年間本当に日本の文化になじんで来たと思います。
似ているようで似ていない韓国と日本の文化。だからこそ面白いものだと思います。小さいことから大きいことまで、日本の文化を知り、日本人を理解して行く。文化や習慣が違っていても友達になってお互い助け合うこの時間は、私にとって本当に貴重な時間だと思います。
 
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