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自分のことなら、もちろんよく知っていると思っている方はおそらく少なくないであろう。しかし、大学では急いでスキルを身につけるのではなく、たまに息継ぎをして、自分を見直すことが必要だと私が考える。なぜなら、意識していないうちに、充実した大学生活は大学生の価値観や世界観，人生観に多大な影響を与えられ、故に、それらが初めて定着されたとも言えるからだ。私も、このせいで迷いがちな大学生の一人であった。だが、迷いながら、色々と考えた末に、「自分を知る」というアプローチによって、自分とうまく付き合っていく道が少しずつ見られるようになった。
自分を知るべきことは、ただ身長や体重などの生理的特徴だけではなく、自分の情熱や好き嫌いなどの心理的特徴と、性格や能力などの社会的特徴も含まれている。心理的特徴を知るため、「自分にとって何が大切」「何をすると喜ぶ」のような質問を自分に聞き返し、その特徴の理由である心理活動のメカニズムを明らかにする。そうすると、遂げたいことが自然にわかれるようになる。それに、できるだけ様々なことを経験し、自分を観察しながら、性格や能力という社会的特徴の強みと弱みを把握することによって、失敗でも成功でも平気に受け入れるようになる。躊躇せず、どんどん自分の哲学に合う目標に達成していける。
要するに、遂げたいことを見つけ、楽しみながらそれに近つくのが、私の言う「自分とうまく付き合う」ことである。遠回りしないために、大学のうちに、お暇を取りながら、ぜひ自分をもっと知りたいと考える。
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