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大学生の間に何をしなければならないのかを具体的に挙げるのが難しい。なぜなら、人によってそれぞれの生き方が千差万別であるから。だが、概して言えば「人としての成長を目指すこと」が一番重要ではないかと私は思っている。成長というのは、智力、批判的思考力、体力、社交性等総合的に経験と能力を伸ばすことを指す。授業に出席するだけでそういった能力を十分に身につけるわけがない。自分が自発的かつ積極的に授業以外の活動を取り組まなければならないのだ。大学生としてそのイネシアチブを取ることができるのとできないのと天地ほどの差が出る。
大学生は、自分のコンフォートゾーンから未踏の域に踏み出すべきである。慣れた域に残るのには何の力を入れる必要もなく素直に簡単であるが、未知の域に最初の一歩を踏み出すのは決して容易ではない、相当の勇気が必要だ。しかし、できる者は必ず報われ、成長に至る。コンフォートゾーンからの脱出の仕方は様々だが、私にとっては日本への留学である。留学は、私に経験したことのない成長をもたらしたと断言できる。父母の傘から遠く離れ、自分で問題を解決し、自分で生計を立てるようになれた。それに、留学の間に世界各国の人と友達を作り、交流し合うことによって新しい関係が生まれ、視野を広げることもできた。色々な異文化と触れ合って他の文化への理解を深まりつつ中、自国の文化も改めて認識できるだろう。慣れた環境から脱出し、何か新しいことに出会う・始めるこそは留学の意味である。
ただし、誰も留学の機会に恵まれているわけではない。留学は成長をもたらすことができるが、あくまで留学は成長を目指すための手段の一つに過ぎない。すべてを列挙できないが、その他の方法は色々ある。常に「成長を目指すこと」を心がけて自分にふさわしい大学生としての生き方を見つけることは重要であろう。
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