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オンライン辞書,Dictionary


No.146
作文
2023-08-02
出身: 中国
居住: 日本
10代 男性
ログイン名: かなとみやび
タイトル:最終課題
  私は言葉遣いに悩んだ経験があります。それは、数年前に大学生だった頃のことです。当時、私は人とのコミュニケーションが苦手で、特に言葉遣いに対する不安が常につきまとっていました。

最初の悩みは、相手に対して適切な敬語を使うことでした。社会人や先輩と話す際、敬語の使い方がよくわからず、相手に失礼な態度をとってしまうことがありました。また、逆に友人との会話ではタメ口が多く、そのギャップに気を使うこともありました。敬語やタメ口の使い分けが難しく、コミュニケーションの場で自信を失い、心身ともに疲れ果ててしまいました。

次に悩んだのは、自分の意見や感情をうまく伝えられないことでした。ディスカッションやグループワークの中で、自分の意見を述べる際に言葉が詰まったり、うまくまとめられずにスムーズにコミュニケーションができませんでした。これにより、自分の考えが周囲に伝わらないと感じ、自己肯定感が低下してしまいました。

また、感情のコントロールも苦手でした。怒りや不安などの強い感情が湧き上がると、言葉に出す前に感情に流されてしまい、冷静な判断ができなくなりました。これが原因で、友人との間に不和が生じることもありました。

これらの悩みによって、学業や社交面での成果を上げることが難しくなりました。そこで私は、言葉遣いやコミュニケーションスキルを向上させるために取り組むことにしました。

まず、敬語の使い方やタメ口の適切な場面を学ぶために、書籍やネットの情報を積極的に読みました。また、先輩や社会人の方に相談して、実践的なアドバイスをもらうこともしました。少しずつですが、自然な敬語やタメ口の使い分けができるようになり、自信を取り戻すことができました。

次に、意見や感情の表現力を向上させるために、ディベートクラブや話し合いの場に参加しました。そこで自分の意見を発表したり、他の人の意見に耳を傾けたりする中で、コミュニケーションスキルが徐々に向上していきました。また、感情のコントロールについては、瞑想や心理学の知識を学ぶことで改善に努めました。

さらに、コミュニケーションに対する自信をつけるために、積極的に人と関わる機会を増やしました。友人との食事や趣味の共有など、楽しい場面で自然なコミュニケーションを続けることで、心地よい交流ができるようになりました。

これらの努力が実を結び、徐々に言葉遣いやコミュニケーションスキルが向上していきました。そして、自分の考えを適切に伝えることや、感情を上手にコントロールすることができるようになりました。

言葉遣いに悩んだ経験は、私にとって大きな学びと成長の機会となりました。コミュニケーションの重要性や言葉の力に気づかせてくれたこの経験を通じて、人とのつながりをより深めることができるようになりました。それだけでなく、他者の気持ちを尊重し、より円滑な人間関係を築けるようになったことは、私にとって非常に貴重なことです。この経験を胸に、今後も言葉とコミュニケーションの力を大切にし、人との良い関係を築いていきたいと思います。
 
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