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オンライン辞書,Dictionary


No.248
作文
2021-06-07
出身: 中国
居住: オーストラリア
20代 女性
ログイン名: えぬ丼
タイトル:参加させてありがとうございました
  今回の言葉遣いをメイントピックにしている作文プロジェクトに参加できて本当に良かったと思います。この数少ないチャンスを利用して私が一番知ってほしかった・誰かに聞きたかったことは何だったのか、最初の作文のトピックを選ぶ前にも沢山悩んでいた。言葉は人の表だ。言葉遣いが乱れていれば外国語話者として本来考えたイメージもうまく相手に伝えれなかった。この掲示板では、言葉ではなく、その言葉を選んだ裏、考え方と価値観を読み取れるから、まさに言葉と言うバリアを越して相手と心で話し合えたように感じた。

そしてなりより、ここで言葉を交わす相手はみんな同世帯の人ばかりだったので、抱えた悩みも似たようなものだと作文を読みながら何度も思った。中に自分にも悩んでいることが数多く書かれており、他の人の意見や答えなどを宝物探しのように興味深く次々へと読んでいた。「あぁ、そうだったのか」「なるほど」「こう考えてもいけるね」と感心していた。その中に、日本人たちが敬語とタメ口、方言、インターネット上のやり取りについての作文が特に印象が残った。日本人達は最初から全部うまくこなせているようにできているとは思っていたが、そうではなかった。小さい時の幼馴染と敬語に切り替えてしまって悩んでいた人もいて、テーブルで敬語とタメ語の相手を間違えて悔やんでいる人もいた。バイト先で同輩にどちらの言葉を呼び掛けていいかが分からない人もたくさんだ。日本人たちがこれらの状況に遭遇したら、どのように迷うか、どうして迷うか、それを読んで将来の自分に役に立てれると思った。特に価値観だ。成長した環境が違うので悩み方や悩む方向も違ってくる時がある。日本語の母国語話者がどのように考えるかを知ることは、日本の文化に溶け込むにとても重要な一部だと思った。
 
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