選択した文章の本文です。

オンライン辞書,Dictionary


No.175
作文
2020-05-26
出身: 日本
居住: 日本
10代 女性
ログイン名: りんご
タイトル:言葉の捉え方
  私は高校時代、バスケットボール部に所属しており、上下関係も厳しかったため言葉の使い方に注意しながら部活動に励んでいました。先輩に敬語は絶対、語尾は伸ばさずはっきりと話すことが基本でした。もちろん部活動以外でも常に相手を敬う気持ちで言葉の使い方に気を使いながら話していたので敬語の使い方に関しては、高校時代でしっかり身についたと思っています。

この敬語を使う環境に慣れたころに部活動の遠征で、食堂で食事をとっていた時に面白いことが起こりました。同期のメンバーがご飯の二杯目を盛ってもらうときに食堂のおじさんに「ご飯このくらい?」と聞かれ、メンバーの子が、もう大丈夫という意味で「いいです。」と言ったらもっと多く盛られたと言って帰ってきました。その子は間違った言葉遣いはしてないと思うんだけど…と話していました。私もその話を聞いて、メンバーの子と同じ発言をしていたと思います。でも、人によって捉え方が違い、そういう考え方を持つ方もいるんだなと、新たな発見をすることが出来ました。

歳がいくつでも、日本人でも外国人でもみんな考え方が色々あって捉え方が違うから、自分が上手く伝わったと思っていても相手は違った意味で理解してしまうことは少なくないと思います。実際に私もこういう場面を見たことがあります。この言葉遣いで、上手く伝わっているのか不安だし、上手く伝わらなくて勘違いさせて話が変な方向にこじれることだってないとは言い切れないと思います。でもこういう場面に遭遇するのが怖いから人との関わりをなくすのは違うし、逆にもっとコミュニケーションをいろんな人ととっていくべきなんじゃないかなと私は思います。きっといくつ歳をとっても言葉遣いを間違ってしまう人はいるし、完璧な言葉遣いが出来る人間のほうが少ないのではないかと考えます。だからこそコミュニケーションをとり、人生の中で自分自身が成長出来ればなと思いました。
 
【コメントを書く】