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オンライン辞書,Dictionary


No.192
作文
2020-05-28
出身: 日本
居住: 神奈川県
10代 男性
ログイン名: yuu6
タイトル:先輩方との会話
   自分がことばづかいに気を使った経験は、高校の野球部に入部したとき先輩方に厳しく指導されたことだ。まず下の学年の者は「俺、僕」は使ってはいけず、「自分」というようにしろと言われた。最初のころ慣れず何度も間違えてしまった。他にも制服の着方から少々理不尽だと感じていた片付け、整備などはすべて1年生。先輩たちと仲良くなれずにいた。自分たちが先輩になった時、こういう先輩になるのは嫌だなと感じこの風習をやめようと思っていたが、ことばづかいだけは将来役に立つと考え、同級生たちと話し合い後輩たちにも伝えていこうと決めた。
 自分たちが2年生になり1年生が入ってきた。自分たちは、自分の呼び方をはじめことばづかいだけはしっかり教えようとした。しかし1年のことばづかいができるようになると2年は先輩たちと同様な態度を取り始めた。その中には、自分も1年がしっかりとしたことばづかいができていることから、態度が変わり始めていた。これではいけないと思い2年で話し合った。
 次の1年が入った時自分たちは、ことばづかいを教えたうえで上下関係をなくし対等に話すようにした。なぜなら話し合った結果、ことばづかいは教える事にしょうと決めたがそれは自分たちに向けてでなく先生方や保護者の方に向けてのものにしたのだ。
 ことばづかいは大切だが教える側も言われる側も言葉に惑わされてしまうと日々の生活が悪いほうへと変わっていってしまうものだと学んだ。
 
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