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オンライン辞書,Dictionary


No.231
作文
2020-05-29
出身: 日本
居住: 栃木
20代 男性
ログイン名: kai10
タイトル:初対面の相手に使い分け
  私が言葉遣いで難しいと思うのは使い分けである。使い分けとは文字通り敬語とタメ語をどのような相手によって使い分けるかということであるが、特に初対面の人を相手にどちらを使えばいいのか疑問に思ったことはないだろうか。今回は初対面の相手(自分と年齢の近い相手)の場合について考えてみようと思う。

私は初対面の人相手には必ず敬語を使うようにしているのだが、ある友人はそんな私に対して初め「距離を感じる」と思っていたと言う。特に歳が近い相手に敬語で話しかけるというのは、相手からすると距離を感じてしまうのかもしれない。かと言って、初対面の人に対しタメ語で話すというのは「距離が近すぎる」のではないかと思うのである。つまり相手と良い距離感で会話を始めるには、相手の雰囲気を感じとり、どちらを使えばいいのかを瞬時に判断しなくてはならないのだ。これがとても難しい。特に初対面相手だと尚更だろう。もちろんそれが簡単だという方もいるかもしれない。しかし、私は色々と試した結果やはり初めは敬語、そしてタメ語に切替えるやり方が良いのではないかと考える。いい感じに距離をとりつつ、徐々に近くなっていくイメージだ。もちろん最初は「距離感じる」と思われてしまうかもしれないが、会話をしていくうちに仲良くなっていき、だんだんと距離が近くなっていくのではないだろうか。そしたら自然と敬語からタメ語へと変わることが可能になるのではないかと思う。

今回言葉遣いというテーマにおいて、初対面の人との会話について思うことを述べてみたが、改めて日頃の自身の言葉遣いについて考えさせられた。そして何より言葉遣いの難しさを感じた。こういった身近なことを考えることはありそうでない経験だと思うのでこれからの大学生活などで活かしていきたい。
 
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