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オンライン辞書,Dictionary


No.295
作文
2020-06-02
出身: 日本
居住: 関西
10代 男性
ログイン名: chatora
タイトル:母国語である日本語
   今まで敬語というものに触れ合う機会があまり無く、大学に進学しアルバイトを始めて、日本語の難しさに改めて気が付いた。接客と言う職業を体験して、言葉使いで悩んだのは、客と会話する時、普段先輩や友人と会話するような言葉使いではいけないと言うところだった。
 英語では、「please」と言うフレーズを使えば、おおむね丁寧な表現になる。しかし日本語では、尊敬、謙譲、丁寧の三つの表現があり、使い方を間違うととても失礼な表現になってしまうことがある。例えば、「お客さん、どっちの商品が良いですか?」と言う表現は、温厚な人ならば許してくれるかも知れないが、多くの人は、不快感を覚えるかも知れない。正しく言い換えると、「お客様、どちらの商品になさいますか?」となる。これは、「する」と言う動詞が尊敬表現になって「なさる」と言う活用形になった例だが、これが謙譲表現の「いたす」を使ってしまうとお客様に対して上から目線な言い方になってしまう。なので言葉を選び、より丁寧に失礼の内容会話をすると言うところに初めは苦労した。
 今回、接客業という視点で言葉使いへの悩んだ経験について考えたが、自分たちは、これから就職活動をし、社会に出て働かなければならない。そんな時、正しい日本語の使い方を知っていれば不安要素も少しは軽減されるだろう。だから、これから少しの間ではあるが、正しい日本語の使い方をマスターしなければいけないと感じた。
 
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