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オンライン辞書,Dictionary


No.30
作文
2020-04-23
出身: ニューカレドニア
居住: ニューカレドニア
20代 女性
ログイン名: Izu
タイトル:言葉遣いの難しさ :
  話しかける相手やコンテキスト、例えば状況や場面によって使われる言葉遣いは変わります。家族や友達、親しい人などと話す時は簡単な日本語が使えますが目上の人、例えば先生や上司に話しかけ る時は敬語を使って話さなければいけません。
私が一番戸惑うのは敬語です。フランス語で話す時は簡単にどの言葉遣いを選べばいいの か分かります。でも、日本語で話す時はどの言葉遣いが正しいのかが分かりません。先輩 と後輩の関係がよく理解できないので誰にどういうふうに話しかければいいのかよく迷い ます。ニューカレドニアでは年上の人にでも意外と気軽に話しかけても大丈夫です。大学 の後輩や年下の人に普通に声をかけられても失礼だとは思いません。もちろん目上の人や 歳の差が大きい方には丁寧な言葉遣いをつかいます。例えば私のクラスにいる30代の方 とは敬語を使わず普通に話します。
神戸大学に留学していたころも他の学生にどう話せば良いのかわかりませんでした。母と 日本の家族とは日本語で話しますが簡単な会話しかしないので難しい話になるとあまり意 味がわかりません。 もう一つ大変なのは私が関西弁を話すことです。発音とイントネーションはもちろん使う 言葉もたまに注意されます。例えば「なおす」とは、関西では片付けると修理するの意味 がありますが、関東のほうでは修理するという意味です。先生によく「それは関西弁です よ」と言われます。でもできるだけちゃんとした日本語を話すようにしています。
人によってそれぞれ使われている言葉遣いは違います。言葉遣いによって人の性格がよく わかると思います。言語が分かり使えるレベルによって使う言葉遣いも変わってきます。 私たちのような学生にとって外国語の色々な言葉遣いを理解し使いこなすのは難しいと思 いますが、少しづつ分かってくると思います。色々な人と話をして色々なテーマについて の会話をして私の日本語をよくしていきたいです。
 
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