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オンライン辞書,Dictionary


No.58
作文
2020-04-27
出身: オーストラリア
居住: オーストラリア
10代 男性
ログイン名: riley
タイトル:期待される丁寧さによって言葉遣いが違う
   他の文化と比べると、オーストラリアのは丁寧さをあまり重視していない。ただ、オーストラリアで育った人はある程度自分の言葉遣いを気にしそうだ。
   例えば、特に面接では行儀に気をつけたほうがいいと考えられている。もしちょっとだけ馴れ馴れしすぎる言葉遣いを使ってしまえば、採用される機会が少なくなるでしょう。
   しかし、共感するためにくだけた言葉を使うこともある。私は最後の面接では、自分についての問題を聞かれた時、個性を発揮する為、軽い気持ちを表現する言葉遣い(”Yeah nah… I reckon...”)を使い始めた。
   一方、日本ではこのように個性を発揮するのが顰蹙されているそうだ。そのような言葉遣いが正式行事で使えるのはオーストラリア独自の文化だそうだ。
別の文化と交流したら、このような差異が一目瞭然になる。私の彼女はマレーシア出身で、家族はイスラム教徒でマレイ民族なのだ。ほとんどのアジア文化のように、マレイ文化は悌や家族ではない人でも家族のように扱うことを重視していると思う。私は両方ともしていない文化に育った人なので、数回戸惑った。例えば、マレー語の「Mak cik」の意味は「おばあちゃん」のようなのだが、侮蔑的だと考えられてしまうこともある。「Puan」はもっとふさわしい言葉なのだが、彼女のお母さんを「Mak cik」と呼んでしまった。マレイ文化が分かるのを期待をされていなかったので、わかってくれたが、この状況はオーストラリアとの文化の違い(特別に丁寧さ)を明らかにしたのだ。
   オーストラリア人は丁寧さを重視しないという既成概念があるのが、ある程度は大切だと考えられているが、別の文化と比較すると、違いがよく分かる。
 
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