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オンライン辞書,Dictionary


No.116
作文
2022-05-08
出身: 日本語
居住: 横浜
 
ログイン名: かぜ
タイトル:言葉遣いに困った経験
  私は言葉遣いに困った経験がある。それは中学校に上がった時だ。私は中学生になるまでは、誰にでも対等に接してきたため言葉遣いについてそれほど気にしたことがなかった。だが、中学生になって初めて上下関係という壁が出てきたのだ。今までは一緒に遊んでくれる「お兄ちゃん」というような存在であったが、中学生になった途端に急に「大人」のような存在に感じるようになった。歳は今までと変わらず一つしか変わらないのにとても遠い存在に感じ、どう接していいか分からなくなってしまった。
私はバスケットボール部に入部したのだが、バスケットボール部の先輩には小学生の頃にたくさん遊んでくれた人がいた。当時は当然タメ口で話していたが、その時は正解がわからずうまく話すことが出来なくなってしまった。私はバスケットボール初心者だったため、先輩にいろいろ聞きたいことがあったのだが、コミュニケーションという壁が邪魔をし、思うように部活動を行えなかった。私は思い切って先輩に相談をしたところ「少しずつ慣れていけばいいし、無理に敬語じゃなくてもいいよ!」と優しく接してくれた。私はこの一言でとても心が軽くなった。私もこの先輩のようにやさしくなりたいと強く思った。
その一年後、二年生になり私にも後輩ができ同じような悩みを持っている後輩がいた。相談に乗った私は先輩と同じ言葉をかけることが出来た。その後輩とは今でもいい関係を保てているのは、私の先輩のおかげだ。
私はこの経験を活かし、大学生活でも幅広い人脈を作っていきたい。
 
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