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オンライン辞書,Dictionary


No.119
作文
2022-05-08
出身: 日本語
居住: 神奈川県
 
ログイン名: いざき
タイトル:言葉遣いに困った経験
  私が言葉遣いに困ったときは、先輩と会話をする時だ。

私は、小学生の時に野球をはじめ、高校生まで続けた。その中で、たくさんの先輩と出会い、関わってきた。私は、先輩と会話をする際、必ず敬語で話し、砕けた表現なども極力控えてきた。なぜなら、それが当然であり、礼儀だと考えているからだ。しかし、私と同学年の者の中に、先輩に対し、敬語を使わない者がしばしば現れる。先輩に対して日常的に敬語を使用する私は、一定の距離が生じ、そうでない者は、より一層親しくなっていく。わたしはそこに困ってきた。しかし、今になり冷静に考えてみると、私の言葉遣いは間違いではなかった。なぜなら、社会に出たら目上の人には敬語を使うのが当然のことだからだ。

学生の部活では、学年の垣根を超えた関係を築き、楽しく活動するのはとても良いことだと思う。そうしたほうが、チームワークも深まり、良い部活になっていく。しかしそれは、学生に限ったことだ。社会に出れば、敬語を使用することが当たり前になってくる。敬語を使い、会話をすることで、相手に敬意を表することができ、よい印象を与えることができると同時に、仕事仲間として最適な関係が築けるだろう。働くにあたり、言葉遣いは大切なスキルの一つだ。言葉は実際に使うことで身に付いていく。大学生の間に、正しい敬語を意識した言葉選びをし、社会に通用する言葉遣いを身に付け、頼りがいのある人材になれるよう、日々努力を重ねたい。
 
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