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オンライン辞書,Dictionary


No.135
作文
2022-05-09
出身: 日本語
居住: 東京
 
ログイン名: あいうえお
タイトル:言葉遣い
   私が言葉遣いに困った経験は、進級や進学したときに初対面の人と会話するときだ。初対面では相手に対する礼儀が今後の関係性にも響いてくるが、だからと言って敬語で接すると少し近寄りがたいようになってしまう。だが相手は初めて話す人なのでタメ語を使うと相手からみると上から接しているかのように感じられるかもしれない。この使い分けで困ったことが何度かあった。

 それは、高校に入って同じクラスの人と接することになったときだ。そのときに、初対面の人に対してどのように接しようか困ってしまった。中学の頃に、初対面の人と敬語で話したときに同じ年齢なのに少し近寄りがたいなと思ったことがあるからだ。敬語は礼儀をあらわすにはとても効果があるが、同年齢に対して使うと少し違和感を感じることがある。また、社会ではなく学校というのも相まってそれを助長させている。先輩や教師、年上の人には敬語を使えばいいが、学校かつ同学年というので言葉遣いの選択に困ってしまった。結局、相手もタメ語だったのでこちらもそれで接することにしたが、その選択は正解だった。ただ、考えてみるとこれは学校という環境だからこそであり、社会にでると同期や同年齢だからと言って、必ずしもそれがいいとは限らないと思った。

 言葉遣いというのは、とても重要だ。それ一つでその人の印象が決まったり、今後の関係性が決まることがある。だが、相手の立場によって上手く使いわけなければいけないし、それが最善とも限らない。いろいろな人と関わり経験していくことでしっかりとした言葉遣いができるようにしていきたいと思ったし、していくべきだ。
 
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