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オンライン辞書,Dictionary


No.149
作文
2022-05-09
出身: 日本語以外
居住: 日本
 
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タイトル:言葉遣いに困った経験
   私が初めて言葉遣いに困った経験は、中学生のときだ。中学校に入学して思う何故かよくわからない先輩と後輩という関係に疑問を持っていた。小学生のときはいつでもどの学年の子とでも上下関係なくため口でみんな気軽で接しやすかったような気がする。
 私は中学生のときにソフトテニス部に所属した。私の部活ではとても上下関係にも厳しく、入部当初からとても先輩への言葉遣いに気を付けていた。先輩の中に小学生のとき仲が良かった人がいた。中学生になり久しぶりに再会するとなんだかぎこちなく、上下関係を気にして「○○ちゃん久しぶり!」なども言えなくなり、距離感を感じた。最初はぎこちなく無理やり「です。ます。」を付けていた。少しめんどくさいな、ため口でいいじゃんとか思ったこともあった。しかし、段々と慣れというのが生まれてきていつしか気にしなくなっていた。先輩だから敬語は使うけれど親しくなるにつれ距離感も近くなっているように感じた。
 大学生になってアルバイトを始めた。店長、社員みんな年上でまた言葉遣いに手こずった。ため口で話かけてくるときもあるし、敬語のときもある。その対応が一番難しい。しかし、いまではすっかり慣れた。いまでも言葉遣いに困るときは多々ある。でも、中学生のときから多く年上の人と接し、苦戦した経験があったからこそ、いまではそれを学んでうまく対応することができているのかなと感じた。今後もこれらの経験を生かして社会に踏み出せれたらいいなと思う。
 
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