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オンライン辞書,Dictionary


No.50
作文
2022-04-26
出身: 日本語以外
居住: 日本
 
ログイン名: ぱいん
タイトル:おいしくない
  家族や友達と何かを食べにいったとき,相手によく聞くことは、頼んだ料理の味だと思います。その時に私はよく「美味しくない?」と尋ねます。文字で表すと意味の取り違えが起こることはないこの言葉は耳で聞くとわずかなイントネーションの差しかないため、「その料理は美味しいですか?」という意味にも「その料理は美味しくない」という意味にも聞こえます。このような意味の取り違えは日本語ではよくあることだと思います。例えば、雨と飴、柿と牡蛎、雲と蜘蛛、橋と端と箸、花と鼻というようにあげだしたらきりがありません。単語ではわずかなイントネーションから判断しますが、文章であれば文脈から意味を読み取ることが出来ます。しかし、「美味しくない」のように文脈で判断できないような言葉はトラブルの原因になる可能性があります。私も実際に友人Aの手料理を食べた時に友人Bに対して「美味しくない?」と共感を求めたところBは「え、とても美味しいよ!」とびっくりしていたので、その後に、「美味しいよね」って聞いたんだよと誤解を解き、ひと段落つきました。その後からはなるべく、「この料理、美味しいね、どう?」という風に聞くようにしています。このような経験から考えながら話すことの重要性を再び実感することが出来ました。
 
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