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オンライン辞書,Dictionary


No.77
作文
2022-04-29
出身: 日本語以外
居住: 横浜
 
ログイン名: おさる
タイトル:言葉遣いに困った経験
   私がこれまでの18年間生きてきた人生の中で言葉遣いに困った経験は2度ある。
 1度目は、高校に上がってからである。中学生までは、小学生のころからの付き合いもあり、部活などでほとんど敬語を意識しないで生活していた。しかし高校に上がりなじみのある先輩は一人もいなかった。いざ、敬語で話そうと思ってもうまく言葉が出ない。時間が経つにつれて慣れてはきたが、うまく敬語を使えなかったらどうしようという思いから、先輩とかかわることを避けるようになってしまった。
 2度目の経験はアルバイトを始めてからである。中学生の時も高校生の時も同年代の人としか関わってこなかったため、大人の人たちと仕事をするときに失礼な態度になってはいけないと思うようになった。高校の部活のときのようにならないようにするために、インターネットで日頃使ってしまっている間違った敬語を調べその言葉を使わないように心がけた。それに加えて自分から積極的にコミュニケーションをとるように努力した。そのおかげで先輩方と仲良くなることができ、仕事をするのも楽しく感じるようになった。
 この2度の経験を通して、大切なことを学んだ。それは敬語を最初から完璧に使うことができなくても、何度も試行回数を増やすことによって自分のスキルが磨かれるということだ。私もバイト先の先輩に何度も話しかけることによって自分に自信がついた。これから社会人になるにつれて敬語とは切っても切れない縁になるため、この4年間で年齢関係なくいろいろな人とかかわり経験を増やしていきたい。
 
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