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私が初めて言葉遣いに困ったのは、中学生になったときです。中学校では、今まではなかった上下関係があり、少し戸惑いました。先輩や先生と話すときも、しっかりとした敬語を話そうと意識しすぎてしまい、間違った敬語をつかっていたということも多くあったと思います。そんな中、初めてで慣れない敬語の正しいつかい方を学べたのが部活動です。部活動に入ることで、先輩や先生と関わる時間が増えました。他校との練習試合などでも、敬語をつかう機会が増え、自分では順調に正しい敬語を学べていると思っていました。ある日、先生が基本的な動作のコツを教えてくれたので、私は「なるほどですね。」と言いました。先生との話が終わった後、近くにいた先輩が「さっき言っていた、『なるほどですね。』っていうのは、間違った敬語だからあまり使わないほうがいいよ。」と教えてくれて、その時初めて自分が間違った敬語をつかっている、正しい敬語だと思っていたのに実は間違えていたということに気が付きました。敬語には、尊敬語・謙譲語・丁寧語の三種類がありますが、無理に背伸びをして間違った敬語をつかっても意味がないと思います。間違った敬語を覚えて、社会に出てから恥をかくのは自分だからです。私は、間違えていない正しい敬語をつかえるかどうかが最も重要なことだと思います。これからの大学生活で、しっかりと敬語についての知識を身に付け、正しい敬語がつかえる社会人になりたいです。
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