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オンライン辞書,Dictionary


No.86
作文
2022-05-02
出身: 日本語
居住: 横浜
 
ログイン名: vi
タイトル:言葉遣いに困った経験
   私が言葉遣いに困った経験は、アルバイト先でのことだ。
 
 私は高校二年生の時に、ある場所でアルバイトを始めた。そこでは複数のチームごとに分かれての作業をするが、私が同じチームになった人は同じ高校の一年生だった。同じ高校ということで顔見知り程度ではあったが、話したことは一切なく仲がいいわけではなかった。そのため私は、言葉遣いに一瞬迷った。

 しかしそこは学校ではないので普通に敬語で接することにした。私が敬語で話すと彼女は何となくオロオロしていた。以前父が「職場に年上の人がいるんだけどその人自分より後に職場に来たから敬語で話してくるんだけど何となく申し訳なさとか気まずさ感じるんだよね」と言っていた。たぶん彼女もそういうことを思ったのだと思う。アルバイト先や職場では、自分だけではなく相手も他生の気まずさを感じてしまうというのを感じた。そこで、こういった場面での先輩後輩関係での言葉遣いは難しいと感じた。もちろん慣れてくれば変わると思う。高校でも、先生同士の絡みはすべて敬語だったと改めて思う。先輩後輩なんて気にしていたらそればかり気になって居づらく感じるかもしれない。

 そのため、もし以前と同じ場面に出くわしたとしても、私は「ここでの先輩」「ここでの後輩」と割り切り敬語で話そうと思う。また、敬語は敬語でも固い印象にならないように、笑顔で話すなど自分なりに工夫をしながら話していきたいと思う。

 
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