選択した文章の本文です。

オンライン辞書,Dictionary


No.13
作文
4/16/2022
出身: 日本語以外
居住: 中国
 
ログイン名: 私毎日KFC喰
タイトル:言葉遣いと相手との距離感・親近感
  中学生の頃、感じのいいクラスメイトがいた。親しくなかったが、親密な関係になりたかった。最初は念のため、丁寧な話し方を選んだ。例えば、いつも“打扰你一下”(お邪魔してすみません)“不好意思”(すみません)と会話を始めるようにしていて、彼女も同じような反応をしていた。でもこうすると、雰囲気が堅苦しくなってしまって、会話が続かなくて、話も深まらなかった。

「仲良くなれば言い方も自然に変わるかも」と思っていたが、気軽に話せるタイミングをつかめなかった。結局、仲良くしたいという願いも叶わなかった。今でも何度も「もし、距離感のある言葉遣いをしなければ、友達になれたかも」と悔しくなる。

人間関係は言葉遣いにかかっていると言っても過言ではない。特に初対面の相手と話す時に、言葉遣いはお互いの距離感を左右するから、気をつけなければならない。

最初は丁寧な言葉を選ぶのが普通だけど、距離を縮めたいなら、カジュアルな言葉を使って見るのも避けられない。でも急に親しすぎる言い方をすると、馴れ馴れしい人となってしまう。また逆に、いつまでも礼儀正しい話し方をすれば、自分の心を開かせなくて、仲良くするのも難しいと感じる。

高校と大学の時には、新しいクラスメートにたくさん出会い、その多くが友人となった。私の経験では、丁寧さは大切だけど、考えすぎず、気軽に話すと、雰囲気が明るくなって、コミュニケーションのアイスブレイクになる。
 
【コメントを書く】