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オンライン辞書,Dictionary


No.224
作文
2022-05-29
出身: 日本語
居住: 東京
 
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タイトル:言葉遣いに困った経験
   私が言葉遣いに困るときは、決まって初対面の人と話す時で、印象に残っているのは高校時代だ。高校に入学すると、一般的にはクラスの大半が初対面だと思う。私は元々人と話すことがあまり得意ではなく、高校一年生の時のクラスでは、中学までの友人は一人しかいなかった。日が経つごとに友人は増えていったが、初めて話す人との会話は何度経験しても緊張した。高校時代の友人に、一年生時点で19歳の、青山学院大学から来た人がいたが、しばらく敬語が抜けなかった。部活に所属するようになり、先輩とも話す機会ができたが、敬語で話しているときに、「自分が今会話に使用している敬語は、正しい使い方をできているのだろうか。」と思う時があった。敬語には尊敬語、丁寧語、謙譲語の3つが存在し、間違った使い方をすると相手に失礼だ。今までの会話を思い返すと、正しく使えていたことはあまりなかったと思う。
 このことから私は人と話す時に使う言葉について考えた。初対面の人と話す時、ほとんどの人は敬語を使うはずだ。そこから仲良くなっていくにつれて敬語からため口に変化していくと思うが、その考えは同い年か年下と話す時のみ通用するものだろう。学校の先輩などの年上と話す時は常に敬語を使用すると思う。目上の人と会話をするときに、ため口で会話をしてしまうと違和感を感じることや、相手を不快にさせる場合もある。そのようなことを防止していくためにも、正しい敬語を身に付けることが大切だ。敬語をしっかり使えるようになれば社会に出たとき、良い雰囲気でコミュニケーションをとることができるだろう。私も少しずつ敬語について知っていこうと思う。
 
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