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私は中学校の時、言葉遣いに苦労しました。中学校からは上下関係が基本で、先輩や先生に敬語で話すことが当たり前でした。とはいえ、これまで敬語を使ったことがなかったので苦労しました。日本語は敬語だけでなく尊敬語や丁寧語、謙譲語など多くあるため場面に応じて使い分けることは大人でも難しいです。特に自分は部活動に入っていたので、先輩や先生からよく指摘されてました。
ここで一つ疑問に思いました。『なぜ、敬語を使う必要があるのか?』この疑問はアルバイトを始めてからわかりました。敬語がなぜ必要かというと、大きく分けて二つあります。一つ目は、秩序を守るためです。言葉遣いを気にせず、上司や先輩になれなれしく接すると風紀がどんどん乱れていき、仕事とプライベートのけじめがつかなくなるからです。二つ目は、敬語を使うことでお互いの気持ちを良好にすることや相手への敬意を表す働きがあるので、コミュニケーションをするうえで、とても重要なのだと実感しました。
大学に入り、初対面の人が多くなります。その時自分は、同い年だからため口で話すべきか、敬語で話すべきかとても迷います。この二つはそれぞれ利点があります。ため口でいえば、親しみやすさを作ったり仲良くなりたいという意思表示だと考えています。それに対して、敬語は、お互いの距離を保つかことができ、相手に良い印象を与えやすいと考えます。これまでの経験を活かし、TPOをわきまえてうまくコミュニケーションをとれるように使い分けていきたいと思いました。
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