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オンライン辞書,Dictionary


No.56
作文
2022-04-27
出身: 日本語以外
居住: オーストラリア
 
ログイン名: タオ
タイトル:日本の留学中の言葉遣いに困った経験
  ベトナム出身のオーストラリア人として、私は日本語だけじゃなく、英語とベトナム語の言葉遣いに困った経験もあるけど、一番思い出に残る経験は日本の留学中に起きた二つの出来事だ。この作文にはそれについて語りたいと思う。

一つ目は挨拶の返し方。日本にあるラーメン屋に入ったとき、店員に「いらっしゃいませ」と言われた。そう聞くと私は焦って「いらっしゃいませ」を言い返してしまった。なぜなら、オーストラリアとベトナムでは誰かに挨拶されると返事しなければいけなくて、挨拶されてすぐ返すのが癖になったからだ。あと、私はホストシスターに「その場合は「こんにちは」を言ってもいいかな?」と聞いて、ただ目を合わせて会釈をするようにした方がいいのだとわかるようになったが、それでも出身の文化の故挨拶を返事しないことに不自然に感じていた。

二つ目はタメ語と敬語の使い分け。私は日本でお母さんと高校生の女の子二人がいるホストファミリーのうちに泊まったことがある。その間、タメ語から敬語に換えるのを時々忘れてしまった。ホストシスターたちとの会話はいつもタメ口で話し合ったから口調になって、直後にホストマザーと話したら「です」や「ます」をつけるのを忘れがちになってちょっと恥ずかしかった。

結局、前述の例の通り、私は言葉遣いに困ったときが色々ある。経験から学んで、ふさわしい言葉遣いを身につけてこれから様々な場合に正しく言葉を紡げるようになりたいと思う。
 
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