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オンライン辞書,Dictionary


No.58
作文
2022-04-27
出身: 日本語以外
居住: 東京
 
ログイン名: レモン
タイトル:敬語が原因で起こった気まずいこと
   日本語学習者の皆さんにとって、敬語はきっと日本語学習の中で最も難しい部分だと思う。私にとっても例外ではない。日本語学校では敬語の教育があまり重視されていないせいか、あるいは日常生活で敬語を使うことが少ないせいか、もう来日一年半になっても、私は敬語の使い方がまったくわからないままである。

 昔は日本語学校の先生と話していても、今は大学院の友達と討論していても、敬語を使っている人はほとんどいない。ところが、水道、電気、ガスなどの会社からの電話がかかってきたとき、相手はほとんど敬語を使っていて、頭がくらくらした。また、ショッピングモールのレジで店員さんが敬語で話しかけてくることもあり、よくわからないのだが、口では「はい、はい、はい」と答えながら、実は「何を言っているのか?」と思う。

 敬語が聞き取れない以上、敬語を話すのはもっと難しい。本来、教授とのコミュニケーションには敬語を使ったほうがいいはずなのだが、私は敬語を間違えてしまうことが多いので、教授と話すときはいつも「です」体にしている。困ったことには、私は彼女と彼女の日本人の親戚と一緒に食事をした時、私は敬語ができないので、彼女の親戚と「です」体で交流するしかなかった。相手は目上の人であったが、私に対して何度か敬語を使っていたのだ。この会食から数ヶ月が経ったが、私は相変わらず行儀が悪かったと思っている。

 こんなにたくさん経験して敬語のために引き起こしたばつが悪い事、私は敬語をマスターすることが望んでいる。これを読んでくれている留学生達が敬語の用法をマスターすることも望み、私の前轍を缲り返さないで欲しいと思う。
 
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