| |
私が通っていた小学校では、「兄弟のように皆で仲良くなろう」というのがモットーのペア活動がありました。もちろん、この活動ではお互いに「兄弟のように」接していたので、皆がため口を使っていました。なので、敬語を使うときは先生と会話をするときだけで、敬語の使い方に慣れていませんでした。そんな私が中学生になり、部活動の見学に行った際に、年上の方を名前に先輩とつけて呼び、敬語を使って会話をしていてとても驚いたのを覚えています。そして、年上には敬語を使わないといけないと学びました。その後、部活に入り、敬語に慣れていきましたが、仲の良い先輩にため口を発したところを先生に見られ、「年上に敬語を使うことは常識だ。」と怒られてしまいました。その後、言葉遣いをより注意しながら会話をするようになりました。確かに、社会に出て敬語を使いなさいとは教わらないし、慣れるためにも学校での上下関係に敬語は大切かもしれません。しかし、私はため口のほうが、小学生の頃のように仲のいい兄弟のような関係のように感じ、心を打ち解けて会話をできるような気がするので、年下に敬語を強要することはしないようにしていこうと思います。
|