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オンライン辞書,Dictionary


No.47
作文
4月19日
出身: 中国
居住: オーストラリア
20代 男性
ログイン名: ノーチラス
タイトル:言葉遣いと人間関係:困った経験
  さまざまな場面で違う人とコミュニケーションをとる時、自分が適切な言葉遣いを意識することが大切だ。これは、ネイティブスピーカーだけでなく、新しい言語を学ぶ際にも欠かせないことだ。オーストラリアの大学で日本語を勉強している中国人として、英語、日本語、中国語の勉強を続ける中で、非母語で話す時に言葉遣いをよく注意しないことについて困った経験を上げる。

メルボルンに来て間もない頃、地元の小さなレストランに行った。店員さんに挨拶をして、注文を取るときに、「〇〇が欲しい」と言ったら、私の言葉を聞いた店員さんの顔が醜くなった。その後、「ありがとうございました」と言っても、温かい返事は返ってきなかった。後にメルボルンに住んで勉強したから、英語では何かを注文したり買ったりする場合は、“Can I buy one of these”のように、直接的な表現の代わりに、礼儀として質問を使うことを学んでおり、依頼に関する言葉遣いをだんだん理解した。

しかし、そのような言葉遣いが分かったと思った時に、レストランでのアルバイトで、また少し困った経験をした。当時、お客さんが使ったお皿を回収したいので、“Can I take this plate?”と聞いてしまったのだ。しかし、お客さんは少し不満そうな顔をしていた。困惑していると、店長が「こういう場合は、“Is this plate still in use?”などと婉曲的にお客さんに聞くべきだ」と教えてくれた。

この二つの経験から、言語の違いだけでなく、地域ごとの文化が言葉遣いに影響し、そのような言葉遣いをマスターするのは難しいことなのだと実感した。
 
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