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私が言葉使いで一番苦労した時期は中学生になったばかりの時である。
年の差など小学生の時は、年齢が上だと認識はしていたが、意識はしていなかった。しかし中学生になり今まで友達だった先輩に敬語を使わなければならないというプレッシャーと違和感からその先輩とはあまり話さなくなってしまった。そんな状態を改善したいと思ってか先輩は私に「今まで通りタメ口でいいよ」と言ってくれた。その申し出はとても嬉しかったが、その反面とても困った。いざ、タメ口で話そうとすると生意気だと思われていないか周りの目が気になってしまう。
それからその先輩とは話さなくなってしまった。
私は今とても後悔している。現在先輩とは全く話していない。厚い壁ができてしまったように思う。私がもう少し面倒くさがらないで先輩と話していれば今でも仲が良かったのかなと考える。敬語とはとても大切なコミュニケーションだと思う。だが使い方や、相手との関係性によっては壁を作りかねないものでもあると思う。
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