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オンライン辞書,Dictionary


No.61
作文
4月19日
出身: 日本
居住: 日本
10代 男性
ログイン名: aosio
タイトル:敬語という壁
  高校時代に所属した部活動の中で、自分が敬語を使うのが苦手であることを知った。ふと先輩から「よお」と軽めに挨拶されると、同じノリで「よお」と返してしまう。何か聞かれたら「はい」ではなく「うん」とか「そうそう」と答えてしまうし、逆に自分の質問に答えてくれたときには「へえ、そうなんだ」と返してしまう。勿論いつもではないが、たまに同学年の友達と雑談しているときのような話し方になってしまうのだ。人見知りでありながら図々しくもある私という人間は初めて参加する場に順応するのは時間がかかるものの、慣れてからは急速に気が緩んでいく。難なくこなす人もいるが、私からすれば日常生活の中で緊張と緩和を切り替えるというのはかなり難しいことなのだ。どんなに打ち解けようと「敬語」というルールがあると、越えられない壁に阻まれているような感覚になる。取り払ってさまざまな年代の人と友達口調で話してみたい。
 
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