| |
世界には子供から大人まで様々な年齢層があり、また性別、言語や文化、肌の色が異なる部分がある。最近ではそれにより人種差別に関する事件をよく聞く。偏見や相手への不理解などで簡単に関係が崩れ、問題となっていく。その地域の人間にしかわからない[何か]がある。その[何か]が激突しているのだ。この例は言葉づかいにも共通するのではないだろうか。言葉づかいによって[信用]や[距離]が生まれる。ただ、言葉づかいを使い分けるのは難しい。知らないおばあさん、おじいさんからのタメ口、小さい子供からのタメ口、これらは言葉を受ける側の人間にとっては距離が縮まり嬉しい気持ちになる人がいると同時に、逆にタメ口で来られ怒りを感じる人がいる。僕の意見で言うと申し訳ないが両者である。決められない。なぜなら結局赤の他人同士がタメ口という関係になっているし、逆に客という赤の他人の立場をして店に迷惑をかけて逮捕されるというニュースもよく見るからだ。結局、そのような人間の根源はこれまでの人生で生きてきた環境や経験によって形成された感覚や感性だと思う。それらがぶつかっている。だけど僕たちは自然と周りに友達や仲間がいる。言葉づかいをうまく使い、互いに感覚や感性で自然と人を選び、自然と共存しているのだ。
|