選択した文章の本文です。
No.251 |
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出身: 日本 居住: オーストラリア |
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ログイン名: himayasa タイトル:ホワイトモカさんへ |
とても面白い観点ですね。私はオンライン授業上での言葉遣いの変化に気を配ったことはありませんでしたが、ホワイトモカさんの作文を読み、改めて考えてみました。
英語には、日本語の敬語に相当するものがないと思います。その為言葉遣いの違いにはあまり気付きませんでしたが、一般的に距離を置いた感じの話し方をしている人が多いのは確かです。敬語もまた、相手との距離を置く役割もあるので、同じような意味合いではないでしょうか。また、メッセージなどの書き言葉は話し言葉よりも丁寧であり、より距離を置いたような印象があります。これは、相手の声のトーンや表情を見ながら話す事が出来ない為だと考えられます。 ホワイトモカさんの仰る通り、敬語は日本人の ‘間違いのない’ 言葉遣いであると私も思います。どんな相手や状況であっても、敬語を使っておけば「無難である」という心理が働いているからかもしれませんね。 言葉遣いというものは自分と相手との人間関係を象徴した、奥深く興味深いものです。 私は人と話す時に、相手の言葉遣いだけでなく、表情等も注視します。言葉以外に、相手との関係や自分の立ち位置、そして相手の気持ちを汲み取り、アイコンタクトも通じて私の言葉遣いを変えて行くものだと思います。その為、オンライン授業、特に小さめのグループで他の生徒と話し合いなどするときは、なるべくカメラをつけるように心掛けています。ホワイトモカさんのように、私も相槌やジェスチャーをなるべく使うようにしたいです。実際の教室での話し合いとは異なる為、対面会話の要素をなるべく使い、対面とオンラインコミュニケーションの差を縮めることが大事なのではないでしょうか。 |
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