選択した文章の本文です。
No.260 |
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出身: バングラデシュ 居住: オーストラリア |
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ログイン名: Ahmed Farhan Labib タイトル:言葉の親しさ |
奥の深い話ですね。時と立場と共に、周りの人たちの関係に合わせ、言葉遣いが変わっていく − とても不思議な事です。
確かに日本語には言葉の一つ一つに細かい意味があるため、その意味を見極めて完璧に使いこなすのはなかなか難しいことです。忙しい職場で慣れていない敬語を常に利用しなければならないの中、自分が良く耳にして一番初めに思いつく言葉をつい行ってしまうのはよくある事だと思います。こちらもマカロンさんの立場にいたら恐らく同じ風に謝罪してたと思います。 マカロンさんの経験から言葉と他人との親しさの関係が伝わってきます。個人的に思うんですが、日本語は使う言葉によってその話し手の性格と「らしさ」が分かってしまいます。敬語とカジュアルはもちろん、代名詞や終助詞によってもそうです。カジュアルな言い方には気軽さがあり、敬語には真面目さと礼儀正しさの印象が移ります。 人は誰も自分の言葉には気軽く話したい者です。しかし、それは他人にあまり良くないと思われる不安があるため、敬語を使い、良い印象を残すために頑張っています。しかし、一度他人が自分の気軽さを受け入れてくれる程親しくなればカジュアルな言葉を使って自分らしさを表し、さらにその関係を深めていきます。 マカロンさんの場合、常に仲の良い先輩方と関係の遠いお客さんと同じ屋根の下にいるため、両方の言い方は難しいと思います。そこで、敬語を選びセーフなプレイをするのも良い考えで方だと思います。 |
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