選択した文章の本文です。
No.277 |
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出身: 中国 居住: 中国 |
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ログイン名: TyB タイトル:私も同じような悩みがあります |
トミーさんの作文を拝見しました。実は、私もトミーさんと同じような悩みがあります。私は日本語を習い始めたのは三年前の時でした。しかし、その前も日本のアニメとか映画とか見たこともあります。最初の授業では、先生から自分の名前の日本語発音を教えられ、自己紹介をやってさせました。アニメの中で、主人公たちは自分のことを言うときいつも「オレ」を使うから、私もそのとき思わずに「俺はXXXです。どうぞよろしくお願いします。」と言った。その「オレ」が口に出された瞬間、先生は仰天しました。
「なぜ、オレを使ったのか。」 だって、アニメの中で、男の子たちはみんなそう言うのだよと、もちろん中国語で解釈しました。先生は聞いて、口もとに笑いを浮かべました。 その後、大学生としての自分は、先生の前で「オレ」を使うのは、ちょっと不行儀の気がしたことがわかりました。 そのことのおかげで、言葉の繊細さがしみじみにわかりました。外国語を習う時、または外国語を話す時、言葉はインフォメーションを伝えるものだけではなく、同時に、感情と曖昧さも伝えるものです。私たち語学科の学生は、言葉の意味より、言葉の曖昧さを注意すべきだと思います。 |
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