選択した文章の本文です。

オンライン辞書,Dictionary


No.402
No.52の筆者から
2020-06-04
出身: オーストラリア
居住: オーストラリア
10代 男性
ログイン名: ライリー
タイトル:言葉遣いの認識
  コメントを読ませていただいて、五月さんの意見に賛成しました。私も「言葉遣いは所属しているグループの中で変わる」と思います。

五月さんの将棋棋士についての話は面白いです。その話の核心は「人々は使う言葉遣いで判断される」と言うことだそうです。Filler wordsを使わない高校生がお年寄りと間違えられるのは少し可笑しい例なのに、英語圏では言葉遣いに因るステレオタイプと人種差別が多いです。例えば、アフリカ系アメリカ人はAfrican American Vernacular English (AAVE)でよく話します(黒人英語と言うことです)。アフリカ人奴隷が奴隷商人との英語から学習した際にAAVEを発展したという説と、違う言語で話す奴隷同士がコミュニケーションを図るために英語をもとに発展させたという説があります。人種差別のせいで、AAVEを使う黒人が文盲だと思われるスティグマがあるので、黒人が不学という思い違いがあります。かなり悲しいです。

「時と場所と場面が変われば、それに応じて言葉づかいも変わる」と言うことも要点です。言葉遣いは流動的です。自分らしい言葉遣いを変えることによって、他人との相互作用も変わります。失礼に話すと、葛藤が起こります。カッコよくなりたい学生が人気の学生が言ったことを繰り返すると、自己同一性を失います。
どのように自分が認識されることは自分の言葉遣いの使用に基づいています。
 
【No.52の作文を読む】 【コメントを書く】