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No.429
No.57の筆者から
2020-06-05
出身: 中国
居住: オーストラリア
20代 女性
ログイン名: ジン
タイトル:私も同感
  よっしーさんのコメントを読ませていただきました。

私が話している中国語は体系的な敬語表現がありません。そして、地方によって敬語の習慣が違います。たとえば、ほとんどの中国人は日常生活で普通な「你(あなた)」を使って相手を呼ぶ言って、北京人は尊敬語の「您(あなた)」を使うのに慣れています。また、北京人が他の人よりも礼儀正しいとは思いません。方言と習慣の違さだからです。

中国語では敬語と普通の言葉の間に鋭い切り分けはありません。なので、初めて日本のドラマを見て日本の文化に触れ始めた時、会社では、先輩が新入社員が彼らに話す時に敬語を使わなかったのに気づくことに驚きました。

よっしーさんは「互いの違いを感じながら、それでも、似ているところも探しながら、交流が出来ていけるといいな、などと感じました。」と言いましたね。私も同感です。

私は国々の言語を比較して、それらの類似点や共通点を見つけるのに本当に興味深いと思います。
例えば、私は日本語の敬語表現を学んでいた時、これらの表現は英語に正しく翻訳できないことに気付きました。「よろしくお願いします」は英語に「please take care of me(お世話ください)」と訳されています。しかし、英語でこれを言うのはとても変なことでしょう。

ただし、中国語の「初次见面请多关照」という表現は、日本語の「よろしくお願いします」とまったく同じ意味です。中国語と英語の両方に日本語のように体系的な敬語はありませんが、中国語と日本語は共通点を共有しているため、これは非常に興味深いものでした。
 
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