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オンライン辞書,Dictionary


No.276
No.62へのコメント
2022-06-06
出身: 日本語以外
居住: Australia
 
ログイン名: Sakubun
タイトル:きさんへの返事
  きさんへ、
お返事ありがとうございます。よく読ませていただきました。
きいさんの例では、「親友」との関係だけでなく、「先輩後輩」の関係も維持するというのは、多くの人が共感できることだと思います。私も人間関係における言葉力学のバランスをとるの悩みも共感できます。英語だと敬語がないので少し楽なのですが、日本語だと特に平家的な関係が強調されるので難しいのでしょうね。私はオーストラリアで生まれましたさえ、文化的なショックを受けた時もあります。中国文化は、日本の文化同様、上下関係や言葉による敬意に重きを置いています。だから、親や祖父母、職場の上司や先生に対して、くだけた言い方をする同級生を見ると、ショックを受けることがよくあるんです。
 特に、職場で人間関係を構築するための言葉の使い方に悩むことがよくあります。私の同僚の多くは、上層部ととても仲が良くて、気軽に話しています。しかし、私は上司とそのようなカジュアルな言葉を使うことに慣れていないため、親密な関係を築くのが難しいとよく感じます。このことからも、カジュアルとフォーマル、両方の話し方を知り、状況に応じて使い分けることの重要性がわかると思います。
しかし、言葉を使って人間関係をナビゲートしようとする悩み、そしてそれを通して学ぶことは、非常に重要なことであり、社会における自分の居場所を明確にすることにつながると思います。自分の知識が足りないと思うところがあるというのは、自分の限界を自覚しているということだと信じて、そうした自省が強みになっていると思います。
お互い頑張りましょう!
 
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