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オンライン辞書,Dictionary


No.206
No.51の筆者から
2022-05-26
出身: 日本語以外
居住: 中国
 
ログイン名: Yixue
タイトル:コメントのコメント
  ご意見ありがとうございます。クラスメイトと接する最初は“です”“ます”形でいいですね。仲良くなったら、改めて“だ”体で話せばいいとわかりました。オンライン授業の形で授業を行うことで、カメラを付けずに授業を進めると、相手との距離感を測るのが難しくなってきて、どのような言葉遣いにするのがよいのか、とまどってしまうことを理解してくれて、ありがたいと思います。会話をする相手の顔の表情を見れない状況にも言及しました。思いついたのは “ky”という何年か前からの日本の流行語です。日本人の方は知っていると思います。このことばは、日本で会話をよく進めるために、いわゆる“空気”が読めるという能力を重んじることを示しました。“空気”とは形が見えないその場の雰囲気ですが、実は相手の顔の表情とかによって、判断でき、そして把握できると思います。逆に、相手の顔の表情が見えなくなったら、その場の雰囲気からの状況が推察できなくなるのではないでしょうか。つまり、話し手の表情、仕草という本来見える反応は会話の場の状況、そしてお互いの関係を判断するための一つの重要なヒントです。それが見えなくなったら、推察がうまくできず、言葉遣いに困るのは当然ですが、また他の方法もあると考えます。相手の話の言葉遣いを聞いてから、たとえば、“です”“ます”形を使っているのか、それとも“だ”体を使っているのか、また話のニュアンスで相手は私との仲をどう思っているのかを判断できます。最後に、その判断に応じて、正しい言葉遣いが使えるでしょう。
 
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