選択した文章の本文です。
No.393 |
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出身: オーストラリア 居住: メルボルン |
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ログイン名: Nidecifu タイトル:目上の人に対する接し方についての共感 |
るーるーさんの作文を読んで、大変勉強になりました。
るーるーさんからすると、相手が先輩だったら、やっぱりタメ口より敬語の方が、自分より人生経験の長い人に敬意を払うという気配りが表せるですね。だからこそ、るーるーさんは、よく一緒に遊んだ後輩にもタメ口を聞かれたら、自分が先輩としての経験を認められないように、少し不快になってしまうわけですね。私は、日本の生まれ育ちではないので、るーるーさんの気持ちに全て共感することができないが、日本語の勉強のおかげで、その土地の歴史に育まれて培われてきた日本に特有の価値観や考え方を習得して、「上下関係」という文化に大抵理解できて、それを尊重しています。 るーるーさんと同じ、私も目上の人に対する接し方について悩んでいた経験があります。るーるーさんが知っているかもしれませんが、オーストラリアの大学で、実は先生に対してもタメ口で話すことを励まされて、教授にしろチューターにしろ全部呼び捨てで呼ぶことも日常茶飯事です。決して彼らを尊重していないというわけではないが、ただ距離感を縮めるためですから。でも、私は昔からずっと悩んでいたことは、相手が日本人の先生である場合は、どうしますか?日本人のように敬う態度で敬語で接するのか、それともオーストリア人のように親近感のあるタメ口で接するのか? 驚いたことに、敬語で話す時でも、タメ口で話す時でも、さらに敬語とタメ口混じりで話す時さえも、日本人の先生達から「その話し方を直してほしい」という不快な様子を一度も見たことありません。逆に「構わない、気にしていないよ」のように私を励ました。今から見ると、これも、先生達がオーストラリアに基づく文化や価値観への尊重と、「郷に入っては郷に従え」という理念の現れであるかもしれませんね。 |
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