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オンライン辞書,Dictionary


No.439
No.66へのコメント
2023-05-19
出身: 香港
居住: オーストラリア
20代 女性
ログイン名: かまぼこ
タイトル:常体に慣れるには大変
  日本語を習っている者として、常体に慣れるには似たような大変さを体験したことがあります。

まず日本語を勉強過程について話しますが、日本語を習い始めた頃は一般的に敬体から学ぶことが多いです。「です・ます」は日常生活で広く使われており、日本語の学習においては文化や社会的な習慣についても学ぶことが重視視されているためだと思います。学校では先生方が喋る言葉でもあり、感想文などの文章を書く際にも使われるため、日本語初心者や勉強者にとっては慣れやすいです。

しかし、今回の作文のように、常体は私にとっては新しい文体です。書き言葉の「だ・である」はタメ口に似ていますが、クラスメートとのカジュアルな会話やアニメの日常会話のシーンでは、「だ」より「だよ」「だね」といった表現がよく使われているため、常体の書き言葉は教わるまで馴染みがありませんでした。また、常体は書かれた文章で特に小論文やニュースでの説明や解説に使用されますが、敬体と比べとあまり接する機会がありません。

「だ・である」を使ってみたところ、普段の文末の「です・ます」を意識して変えなければならないため、思考と文章を書く速度が遅くなると感じました。恐らく私は自分の意見や感じていることを強めて述べるのが苦手だと思います。ただし、基本的には文末を変えるだけのことなので、理解してからは少し楽になりました。

日本語の勉強を進める中で、必ずしも長い論文を書く機会が迎えます。そのために私はこれからは日本語のニュースを読んだり、書き言葉に積極的に触れることを意識していきたいと思います。
 
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