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No.446
No.17の筆者から
2023-05-20
出身: オーストラリア
居住: メルボルン
20代 女性
ログイン名: Nidecifu
タイトル:コメントのコメント
  るーるーさん、返事ありがとうございます。

私の作文を読んでもらって共感できてとても嬉しかったです。るーるーのコメントを読んで、日本語における言語表現と日本人の内外意識との繋がりを更に確認しました。敬語は、やはり人間の親疎の程度を示そうとするものであり、相手の社会的な立場や相手との人間関係に配慮せずにそのまま使うと、相手に礼を失する恐れがありますね。高校の出来事を振り返ってみれば、クラスメイトを尊重する気持ちが十分に伝わりこそしたんですが、「高校の日本語授業」という状況と「同じクラスの友達」という関係をよそにしたので、ずっと他人行儀な態度をとるように見えてしまって、周りの人に距離感を生じさせてしまった、ということを更に実感しました。これから、るーるーさんの言葉を覚えて、日本人と交流が円滑に進めるように留意しながら敬語とタメ口を使うことにします。

るーるーさんが先ほど言った、自分の言葉が理解されないという不安を持って、留学生と話しかけようとするが躊躇してしまう、という経験を私も身を持て実感したことがあります。それに対応法が何かというと、るーるーさんが言った通り、「自分から話しかけてみよう」という心理はかぎであると考えます。なぜなら、私たちは元々異なる文化に育てられてきた人間であり、文化の壁、ひいては言葉の壁があるのも当然だと思います。だが、それを異文化理解力を高めるきっかけとみなすと、留学生たちと自然と話す第一歩を踏み出す勇気が身につけられるのかな、と思います。
 
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