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オンライン辞書,Dictionary


No.451
No.16の筆者から
2023-05-22
出身: 日本
居住: オーストラリア
10代 女性
ログイン名: あすたー
タイトル:関係の築き方
  こうさんが仰る通り、交友関係における言葉使いはとても難しいです。
私が思うに、この類の悩みは “敬語を使うこと” ではなく、敬語に対する “印象・偏見” に問題があるでしょう。偏見の例として、「敬語は相手に “敬意を払う” 言葉遣いであると共に、 相手と “一線を引く・距離感を作る” ものである」などが挙げられます。このような偏見が敬語とタメ口の境界線を作ってしまうのだと思います。そのため、「敬語=相手との壁を作るもの」という印象を取り除くことが出来れば「敬語を使うか、タメ口を使うか」に対する苦手意識が薄れていくと考えます。また、自分自身で敬語・ため口、どちらを使うべきか分からなければ、相手にどちらの方が都合がいいかを訊くのもありだと思います。相手に尋ねることで、相手が不快感を覚えること、又は自分自身が悩む必要もなくなり、交友関係を築くのが楽になるかもしれません。一方で、自分よりも(社会的地位や年齢が)目上の人に対しては、敬語を上手く使いこなす必要があると思います。目上でも、年齢が1~2歳差であれば相手の要望によって敬語かタメ口、織り交ぜて使うなどの工夫をして相手との関係を作り出し、社会的地位が上・年齢が10歳差あるなどの場合は敬語を使い “敬意を持っている・上下がはっきりしている” 関係を築くべきだと考えています。
 
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