選択した文章の本文です。

オンライン辞書,Dictionary


No.539
No.110の筆者から
2023-06-01
出身: 香港
居住: オーストラリア
20代 女性
ログイン名: かまぼこ
タイトル:コメントのコメント
  おっしゃる通り敬語は尊敬語、謙譲語、丁寧語の三つに分かれているのですが、私は初めて敬語の多様性を知ったときはその数に驚きました。もともと学校の先生方が使用している「です・ます」が敬語であることは知っていましたが、「です・ます」は敬語の一部であり、そして丁寧語であること、つまり自分を下げたり、相手を立てたりせず、ただ丁寧かつ敬意を表すために使う敬語であることは知りませんでした。私は敬語についての知識がほとんどなく、日常的に使っている「です・ます」が丁寧語であることを教えられるまで知りませんでした。けれど、敬語の種類について学びながら、自分は思っていた以上に敬語に触れていたことに気がつきました。

初めて敬語について学ぶときは、丁寧語以外の敬語の種類について全く知識がないと不安を感じていましたが、実際学んでみるとそうでもなかったです。日常生活では、日本人が経営しているお店、例えばお寿司屋さんでお昼ご飯を食べるときは挨拶の「いらっしゃいませ」を聞きますし、隣の席の日本人がご飯を食べる前に「いただきます」と言うのを耳にします。敬語について学んだ後、敬語が自分の身近に存在していることに気づき、知識が増えたことで「いらっしゃいませ」や「いただきます」がそれぞれ尊敬語と謙譲語であることを記憶に刻むことができました。

最初は敬語の多様性に戸惑っていましたが、今ではその表現の多さに興味を持つようになりました。私も心かけて敬語を積極的に使い、習得していきたいと思います。
 
【No.110の作文を読む】 【コメントを書く】